鬼は逃げる(髙田唯装丁・三輪舎発行)
other
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/10

鬼は逃げる(髙田唯装丁・三輪舎発行)

¥2,420 税込

送料についてはこちら

「鬼は逃げる/意味と想像の 追っ手から/愛と悲しみに 満ちながら/ただ 生きようとして/町から町へ 駆け抜ける」(表題作「鬼は逃げる」より)。言葉を生業にしながらも、意味や想像、夢や希望によって拘束されまいと、町から町へと逃げていくおのれを鬼に喩える表題作「鬼は逃げる」。東京から松本、安曇野へと居を移し、またスコットランド・エディンバラでの定期的な詩作を経て、積み重ねてきた10年のしごとを〈朗読会〉として振り返る、ウチダゴウ自選詩集。 [ 梨木香歩さん推薦 ] 人生のいっとき 詩人になることはたやすい そういう人を何人も見てきた 心の叫びを 哀歓を 詩にしてきた若者たちが 就職し 家庭を持ち 生活のなかでいつしか 詩とは無縁の日々を送っている 詩人で在り続けることは かくも難しい 十年前 東京から松本へ移ったウチダさんに 詩人であることをやめないでください と私は 無責任にも いった たとえこの先 詩と無縁の生活を送ることになっても 詩人で在り続けることはできる そういう証が 欲しかったのだと思う ウチダさんは 生活も 仕事も 詩から遠ざけなかった 風から与えられ 自力でつかみとり 見い出したいくつものツールで 言葉の源流へと遡行する 長い長い 旅のために そういう詩人になった [ 内容 ] 発表会 / 森の熊 / 雪男 / きょうりゅう / そのへん / るすばん / 孤独の一生 / ひつよう / くじら / ねつ / 蜜壷の潜水士 / いえ / 七階の少女 / しょうじきもの / うそ / しょうねん / いっそ / ししゅんき / 気分屋 / 夜話 / 公園のカフェ / せみ / 崖で / こすもす / 悲しむソルフェージュ / やどのまど / 野辺に死ぬ / ごご / あきたつ / ねっこ / てがみ / かぞく / ひかり / イヌより / はる / 空き地の総理 / だれか / 愛 / 天体少年 / 分かつ森 / 私の庭 / 道具屋の途方 / 栞日 / しずくはつたう / とこしえ / monologue / 落葉 / 渡り / 告白 / 鬼は逃げる(全50編) 著:ウチダゴウ デザイン:髙田唯(Allright Graphics) 印刷:藤原印刷株式会社 製本:株式会社渋谷文泉閣 校正:牟田都子 発行:株式会社三輪舎 2020年12月23日発行 サイズ B6変形 上製 / 176P = サイン入りをご希望の場合 = サイン入りのご希望の場合は、購入時のメッセージ欄に「サイン入りを希望」とご記入ください。